「クマザサ」とは…

科名:イネ科/属名:ササ属
和名:隈笹/学名:Sasa veitchii var.veitchii
日本全国の山野に自生しているものがほとんどで、一部地域で栽培されているものもあるようです。日本国外でも朝鮮半島や千島、カムチャッカなどにも分布しています。

 「クマザサ」は山地に生え、クマザサはイネ科の笹の一種で、冬眠から目覚めた熊が好んで食べるところから「熊笹」と表記されることもありますが、本来は葉の縁が白くなる(隈ができる)ことから「隈笹」と表記されるのが本筋であると考えられています。

 クマザサは北海道や東北地方では、昔から特別な植物として用いられていたとのことです。クマザサには豊富なタンパク質や葉緑素が含まれている上に、近年は「笹多糖体」と呼ばれる機能成分にも注目が集まっています。

  栄養成分としては、カルシウム、ビタミンB1、B2、K、葉緑素、マグネシウム、リン、鉄など貴重な栄養素がバランス良く含まれています。


 クマザサと人間の生活との結びつきは、主として笹飴や粽(ちまき)、鯖寿司、鱒寿司、笹寿司、酒の防腐剤などの食品を中心に殺菌、防臭、加湿などを目的に利用されてきました。特に、現在でも生葉はお寿司屋さんを中心にした利用が盛んです。